さらなの環境

保育環境

自分の家にいるのと同じ様にリラックスできる空間づくり。
子どもたちが毎日過ごす保育園は、家庭と同じような環境を心掛けています。ゆったりとくつろげる絨毯の敷いたスペースがあったり、ごろんとできるお布団があったり、自分の好きなお人形があったり、季節のお花が飾ってあったり、窓を開けると自然の風が入ってきて気持ちが良かったり…子ども自身がまるで自分の家にいるのと同じだと感じられるような保育環境を整えています。言葉がけも否定的・命令的な言葉を使わず、肯定的に話をします。(例えば「廊下は走らない!」ではなく「廊下は歩こうね。」また、「偉いね。」ではなく「ありがとう」など)何かをしたから偉い、良いではなく、その子どもを信頼し、ありのままの姿を無条件に受け入れるようにしています。

育児担当制

24時間の生活リズムを大切にしています。
家庭からの自然の流れで機嫌よく過ごすことが情緒の安定に繋がります。子どもとの良い関係(保育園では保育士がお母さんのかわりです。)を作ることは担当制をすることでできると考えています。いつも世話をしてくれる大人が決まっているということは、まずは子どもの情緒を安定させます。子どもはいつも大人の優しい眼差しに見守られているので、困った時に大人を見ればすぐにどうして欲しいか分かってもらえるし、助けてもらえる。ですから、担当制は子どもの内面を支えることができるのです。目に見える形で現れる運動発達と違って、内面の発達は目に見えにくいものですが、決められた大人が受け入れる、子どももわがままが言えるという関係性の中で、子どもの内面の発達を支えていくことができるのです。また、担当する保育士が子どもの発達段階や心理状況などをよく把握して、丁寧に接してあげられる結果、子どもも習慣をきちんと身に付けやすいということが言えます。子ども自身の能力、発達段階とその時に乗っかっている気持ちを素早くキャッチすることで、子どもと信頼し合いながら身辺自立を進めることができるのです。

わらべうた

乳幼児にとって、耳からの情報は大切な要素です。
乳幼児には、大きな音や高い音には不快感を示すことが知られています。人は生まれた時から、人の声を一番心地よく受け入れるとされ、お母さんが、お父さんが、周りの大人が思わず抱き上げてあやし、語りかけ、歌いかけることは、良い雰囲気をかもし出し、子どもにとっての愛情ある温かな最初の肯定的なコミュニケーション体験となっていくのです。子どもにとって世界一美しい音はお母さんの子守唄であると言われています。さらな保育園では保育士の肉声で歌う「わらべうた」を取り入れています。

マーク

自分専用のマークで、迷うことなく安心して園生活を過ごします。
自分の持ち物がわかりやすいように入園時に気に入ったマークをそれぞれ選びます。ロッカー・エプロン、持ち物等に自分のマークをつけ、目で見て認識することで、安定した気持ちで生活することができます。また、「自分でできることは自分でする」をわかりやすい様にしています。

連絡帳

お子様の日常や成長がわかる「連絡帳」を使用します。
お子さんの一日の日課を記録しておく、大切なノートです。また、おうちでのお子さんの様子や連絡事項などを記入し、園とご家庭とを行き来することで、連携を図るためにも活用します。連絡帳は毎日書いて頂きますが、育児日記としてのお子さまの成長の証にもなりますので、その日のお子様の様子を振り返りながら、楽しく記入して頂ければと思います。一枚目がご家庭、二枚目が園で保管するため複写になっています。